Harumi Wagai
【デイサービス・ボラ】大人同士で楽しむ絵本
今日の絵本は「さくら」。 美しい絵と文章で、命がめぐりゆく様子が描かれています。 活動をはじめて気が付いてきたのですが、 利用者さんも私も、読んで嬉しい本というのがあるようです。 まず、絵が美しい。色が美しい。 そして、自然の姿が描かれている。 心に響くことばがある。 短いセリフがある。 今日は「かあさん、とって、とって、食べたいよう」というセリフを 読んでいただいたとき、
お隣のテーブルから 「何がたべたいの~?」とお声がかかりました。 この本で、利用者さんが一番反応されたことばは、
「この めのなかに、はなの あかちゃんが ねむっています。 (中略)
ソメイヨシノの いのちが ねむっています。」というところ。
「・・・」(利用者さん、ことばを味わっている) 「ほんまですね・・・」(私) 一緒に良い時間が過ごせました。
「マミミメモ」や「ラリルレロ」もきれいに発音されていました。
春の、心が和むひとときでした。
