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  • 執筆者の写真Harumi Wagai

はじめまして

皆さまはじめまして。ことばの旅路 朗読・音読教室の和貝晴美です。 皆さまと朗読や音読で楽しいひと時をご一緒できること楽しみに、このHPを開設いたしました。よろしくお願いいたします。 私は約15年ほど前より、脳の働きが低下して長く自宅療養をしておりました。 youtubeやCDで朗読に出合い、自宅で朗読検定の受験を続け、5年前より講師としての活動を始めました。 (地域の社会福祉協議会での朗読ボランティア入門講座は、20代の頃より担当させていただいておりました。当時はアナウンス技術をベースに、発声や発音の技術をお伝えしておりました)

youtubeで聴いて衝撃を受けた作品が、朗読・江守徹「山月記」中島敦作です。


「己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師についたり、求めて詩友と交わって切磋琢磨に努めたりすることをしなかった。かといって、また、己は俗物の間に伍することも潔しとしなかった。・・・」 初めて出合った作品で知らない言葉も多かったのですが、心の中が大きく動き、真っ暗な心の池に白い魚がポーンと放たれて、生き生きと泳ぎ回るような感覚がありました。 「私は、今も生きている!」と感じました。 今から考えると、作品の内容と生命感あふれる江守徹さんの朗読に、大きく感動したのだと思います。 「文章を声に出して読むこと」は、すごい力を持っていると感じました。 黙読では、ここまでの体験にはならなかったように思います。 皆さまにも、ぜひご自分の心に響く作品や文章に、ご自分の声で、また誰かの声で出合っていただきたい。 感動は一日を、そして人生を変える力を持っている。 レッスンでお互いの声に耳を傾け、感動を共有できますことを楽しみにしています!



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