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  • 執筆者の写真Harumi Wagai

第13回 青空文庫朗読コンテスト本選へ

第13回青空文庫朗読コンテスト、本選へ進むことができました。 毎回500から600名のエントリーがあり、 一般・講師の部から30名が本選に臨むことができます。 私は40代の10年を治療と自宅療養で過ごし、50代で朗読を聴くようになりました。 そして、自宅から受験できる朗読検定にチャレンジ開始。 そして講師資格を取得することができ、今、50代半ばを過ぎてコンテストにチャレンジできている。胸がいっぱいになります。 私は「命の電話」でお話を聴いていただいたことがあります。 その時お電話の相手を務めてくださった方に、どうしてこんなお電話を受けていらっしゃるのですか?とお聞きしたら、 「なんかね、周囲の人が生きている姿を見ると、人間て、ええもんやなって思うんよ」と答えてくださった。 なんだか、田辺聖子さんの小説の登場人物のような、情のある響きでした。 今、私は思います。 「生きるって、ええもんやな」 第10回の本選にも、大先輩の朗読家の先生に課題作の指導をお願いして、出場することが叶いました。 アナウンサーの学校では習わなかった、朗読の本質的なことを初めて認識できました。

今回は、課題作の指導を受けずに予選を通過することができました。

朗読検定協会の講師の皆様、私の教室にご参加くださった方々、

朗読から思いがけず辿りついた、今日一日を動きやすくしてくれる朝音読の習慣、 その体験に耳を傾けてくださった出版社の方々との出合い、そうした出合いの中で、

朗読は「人の輪の中」で、育つものだと教えていただきました。


本選は6月30日。

「朗読って、ええもんや」

そんな気持ちで臨みたいです。




第10回 青空文庫朗読コンテストの記録です


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